セントジョーンズワートは、羊蹄山の麓の真狩(まっかり)村で農家の齋藤さんの協力のもと、育てられています。日本には自生しないこのハーブを偶然見つけ、試行錯誤を繰り返し、苗を増やすこと7年。今では農薬を使わず、できるだけ自然に近い形で栽培しています。
夏になって畑にセントジョーンズワートが咲くと、ひとつひとつその花を手で摘み取っていきます。摘み取った後は、純粋なオイルを作るために、花とつぼみの部分を葉や茎から切り離します。この作業は白老町の就労支援施設の方々と共に丁寧に行っています。
切り取った花やつぼみは潰した後に、高品質なオリーブオイルに漬け込みます。その後、数回に渡って太陽に当て、オイルにハーブのエキスを浸出させます。半年間熟成させれば、こだわりのオイルが出来あがります。
出来あがった真っ赤なオイルには、セントジョーンズワートの力が凝縮されています。余計なものが入っていないので、ボディ用のマッサージオイルとしてやさしく使うことができます。
セントジョーンズワートは心と体の緊張をほぐし、生体リズムを整えることから、古代より医療に使われてきました。ボディ用のマッサージオイルとして使うことで、体の緊張をほぐしたり、筋肉痛を予防する効果が期待できます。